ブッシュクラフトに最適な誰ともカブらない欧州系放出品が大量入荷
野遊びに最適な秋シーズンを目前に控え、中田商店に大量入荷したのはヨーロッパ発の放出品。普段なかなか見ることのできないこれら装備は、最新鋭の米軍モノとはまた違った趣があってブッシュクラフトスタイルに最適だ。
本場ヨーロッパの野営家に愛用される超定番品も入荷
最新鋭の米軍装備にはない唯一無二のスタイルを演出
膨大な放出量から日本でも最新装備を入手しやすい米軍モノ。見た目も今のODスタイルに近く、機動性という点でこれに勝るものも少ないだろう。とはいえ、日々我々が興じる野営生活はもっと古典的で、焚火や木工を中心としたブッシュクラフト要素が強い。となると、これとはまた違った選択も考えられるのだ。
今回中田商店に入荷した欧州系の放出品を見てもらえれば分かるが、その見た目は“古き良きブッシュクラフトスタイル”に通じる趣がある。もちろん、そもそもの物量や地理的要因で、英軍を除き日本に最新鋭の装備品が入りにくいという面もあるが、時代が違ってもイケイケの米軍装備とは異なる趣向があるのは間違いないだろう。確かなタフ性能と自然界に馴染むオーセンティックな佇まいを備えたこれらは、我々の野営装備にも最適だ。
※商品情報は本誌発売当時(2018年8月)のものです
イタリア軍実物
バックパック
イタリア軍のアルパインキャンバスリュックサックは1930年代の山岳部隊が装備していたもの。欧州のブッシュクラフターにも愛用者が多く(インスタでよく見る)、ウェビング部にハンドアックスも挿せる。中古。3500円(税抜)
分厚いキャンバス地で作られたスクエアフォルムは無骨そのもの。容量も20〜25Lとタープ+αで野営に勤しむブッシュクラフターに最適。
ロシア軍実物
ガスマスクバッグ
1970代に使われていた旧ソ連軍のガスマスクバッグは、野営中に常時携行しておきたいサコッシュ的役割を担う。内部は2つに仕切られているので、細かな小物類も整理して収納することができる。新品。900円(税抜)
野営作業中に意外と使えるディテールになるのが簡易的なウエストベルト。屈むような作業をしても、だらんと首から垂れ下がらない。
スイス軍実物
デニムジャケット
1970年代に採用されていたスイス軍のコットンパトロールジャケット。淡いデニム素材とボタン開閉式のフロントスタイルがワーク系の佇まいを演出している。もちろんコットン製なので火の粉にも耐性あり。新品。3500円(税抜)
胸部にあしらわれた大きめのフラップポケットに加えて、ファイヤースターターなどの小物が入る内ポケットも設けられている。