身になるサバイバル本の一部を公開!ちょっとした心掛けで通り魔犯罪に備えよ!

Urban

日常生活で活きるサバイバルスキルとは?

安全基準も法執行機関もない自然界にて“身一つでどう生きるか”をテーマとしてきた本誌だが、その過程で、大災害や凶悪犯罪が頻発している都市部でも自然界同様にサバイバルスキルは必要なのではないかと痛感して作ったのが「都市型サバイバル読本」だ。その内容は通り魔や強盗、地震や洪水、感染症や熊被害といった多岐にわたる天災・人災への対策であり、各界のプロフェッショナル監修の元、写真とイラスト満載の200ページ弱で1冊にまとめている。

ちなみに初版発行は2021年。異常気象にコロナ禍に、当時から十分に時勢は乱れていたのだけれど、ここ最近街で起きている事件を見ると、いよいよ市民一人一人が適切なサバイバル知識を身につけておいた方が良いのではないかという思いを強めている。それなりの技術を必要とする高度なサバイバルスキルなど身につけずとも、もしかしたら同書に収録されている”ちょっとした心がけ”を実践するだけで、未然に被害を防げるかもしれないのだ。

というわけで昨今世間を騒がせている凶悪事件を踏まえ、ここでは特別に「都市型サバイバル読本」の圧縮版を公開する。公開ページは各種法執行機関、レスキュー部隊等への技術的トレーニングを提供する田村装備開発監修の第1章「リスクを警戒する手順と心構え」、および第2章「暴力犯罪への初期対応」だ。中でも着目してほしいのは、常日頃、危機意識を色(平時は白、注意は黄、危険は赤etc)で頭にイメージし、即時適切な対応が取れるよう準備しておくという第一章のパート。例えば街で見知らぬ人物と目が合った→黄、その見知らぬ人物がこちらへ近づいてきそうだ→橙、刃物のようなものを手に間近に迫ってきた→赤といった具合に認識しておけば、頭に黄色が浮かんだ瞬間に意識が危機管理モードへ切り替わり、橙色で防具となるバッグを身体の前へ持ってきたりその場を離れたり、危機に対して冷静に対処できるというわけだ。

第二章にもある通り、救急医療が浸透している日本において、腕や足の外側であれば刃物で切り付けられてもまず命を落とすことはない。言い換えれば、胸や腹、背中を無防備に犯人へ晒さなければ助かる可能性も高いということだ。事前にそのような行動を取るためには、やはりいち早く危機を察知する心がけが必要なのである。

 

都市型サバイバル読本[圧縮版]

都市型サバイバル読本[圧縮版]

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現代日本に暮らす人々が被害に遭いそうな天災・人災への対応を約200ページのボリュームでまとめた「都市型サバイバル読本」の完全版は、ただいま月額読み放題サービス特典として無料配布中! 第3章「人的被害の応急処置」では、普段なかなか知る機会のない刃物で胸や腹を刺された際のファーストエイドなども収録されているので、身近な人を助けるためにも読んでおくことをお勧めする。