これまでも「これはっ!」と思ったアイテムをお届けしてきた本誌公式ストアだが、前号の告知通り、この度大幅リニューアルを経てオリジナルギアの販売を開始した。これまで編集部が使い倒してきた様々な道具を参考に「こんな機能もあったら便利」を具現化して、名だたる実力派ブランドの狭間でちょこちょこと一芸に秀でたアイテムを発信していきたい。今後のさらなる展開を乞うご期待!
Fielder Knives
ブッシュクラフトに最適な4.8mm厚ブレードモデル
Fielder Knives.01
Pro Stuff
本誌が培ってきたノウハウをもとに、野営で本格的に使える刃物を厳選した「Fielder Knives」シリーズの中でも、最もタフな1本がこちら。一般的なフィールドナイフより少しだけ大きく、かといって昨今の無骨なブッシュクラフトナイフよりは少しだけ小さいという絶妙サイズで、ハードな作業も気負わずにこなせる万能性が魅力だ。バトニング(ナイフの背を棒で叩き、薪を割ったり枝を払ったりする作業)を多用する焚火好き、木工好きにおすすめ! 9800円(税込/送料込)
DATA
全長:約21.5cm
ブレード長:約9.5cm
ブレード厚:約4.8mm
重量:約277.3g
強度と使い勝手を両立した4.8mm厚ブレード
抜群の強度を誇る分厚いブレードをさらに活かすべく、プライマリーベベル(ブレードの傾斜)を厚くとってバトニング時の薪割り能力を強化。一方、ポイント(ブレードの先端)付近には新たなベベルを設けることでブレードが厚くなりすぎることを防ぎ、切削対象へ鋭角にアプローチできる仕様だ。鋼材は「8Cr13Mov」を採用。高強度なフルタング構造(ハンドルエンドまでブレード鋼材が通るナイフ構造) で末長く愛用できる。
素早く確実に開閉できる高性能ベルトループにも注目
フィールドナイフ選びの欠かせない要素となる携行性にもこだわり、シースにはスライドしてロック、ブッシュしてオープンできるタクティカルギア発の高性能ベルトループを装備。ベルトループには計9カ所の取り付け穴が備わっているので、好みに応じてシースとの取り付け位置を変更することも可能だ。シース素材には軽量高強度なカイデックスを採用。
フィールドでも映える握り心地◎の積層G10ハンドル
ガラス繊維を積層してエポキシ樹脂に浸し、高温高圧で硬化させたG10ハンドル材は、水を吸わず、軽量かつ高強度で、グリップ力も高いというアウトドアナイフに最適な素材。ハンドルからわずかに鋼材が飛び出したフルタング構造と相まって、バトニング時にハンドルを叩いてしまっても全く問題にならないタフさが魅力だ。また、グリーンおよびオレンジの積層G10材を削り出したスタイルはフィールドで見つけやすい色合いとなっている。
解説動画⬇︎
軽量にして万事をこなせるカーボンハンドルモデル
Fielder Knives.02
Light Stuff
「Fielder Knives」シリーズの本格フォールディングモデル。携行に便利な折りたたみ機構を備えながらも、一般的なフィールドナイフと同等の3.15インチブレードや軽量高剛性なカーボンハンドルをセットすることで、フィールドの第一線で使い倒せる実力を発揮する。UL野営を好むM属性、海・山・川など、様々な環境を巡る野遊び人におすすめ! 6800円(税込/送料込)
DATA
全長:約18.5cm
ブレード長:約8cm
ブレード厚:約3mm
重量:約82.7g
十分な長さを備えたマルチパーパスブレード
軽作業向けモデルが多い折りたたみナイフにおいて、刃長8cm、刃厚3mmというブレードサイズは万能性も◎。シェイプも扱いやすいドロップポイントとなり、調理から木工まで、あらゆる作業を軽快にこなせる。鋼材は「8Cr13Mov」を採用し、水辺でも錆びづらい。
ブレードの開閉も片手で素早くできる
折りたたまれた状態ではハンドル背面からヒルト部が飛び出し、これを指で弾くことでブレードが瞬時に立ち上がる仕掛けを採用。ブレードはそのままハンドルと一体化したライナーロックにはまるので、面倒な動作なしのシームレスな使い勝手を提供してくれる。
軽量にしてしっかり握れるカーボンハンドル
ハンドルは表面がカーボン、裏面がアルミという軽量性と剛性を兼ね備えたハイブリッド仕様。高精度なブレードの軸受によりブレード〜ハンドルがたわまず、安定した作業性を実現する。裏面のアルミハンドル部はブレード固定用のライナーロックも兼ねている。
解説動画⬇︎
本気で使えるブレードを備えたセカンダリーモデル
Fielder Knives.03
Super Sub
「Fielder Knives」シリーズのコスパモデル。小型ナイフが主流の折りたたみタイプながら、シースナイフと変わらない使い勝手を提供する3.75インチブレードを備え、お値打ち価格にして必要十分な実用性を誇る。本格的にナイフを使ってみたいという未来のガチ勢はもちろん、すでに無骨なブッシュクラフトナイフを操るガチ勢のサブナイフとしてもおすすめ! 3800円(税込/送料込)
DATA
全長:約22.5cm
ブレード長:約9.5cm
ブレード厚:約2.8mm
重量:約96.9g
調理にも使い勝手の良い扱いやすいブレード
ペティナイフ感覚で扱える約9.5cmのブレードは大きく緩やかなアールを持ち、ナイフ初心者でも違和感なく使えるオールマイティさが魅力。先端が鋭く尖ったクリップポイントシェイプにより、先端を使って細工する〜深く切れ目を入れる等の作業も得意だ。
鮮やかな発色で気負わず使える軽量ハンドル
ハンドルはフィールドに馴染む軽快なグリーンカラーを採用し、ファミリーがひしめく休日のキャンプ場でも周囲に違和感を与えないフレンドリー仕様だ。人差し指〜小指まで、しっかり4本の指が掛けられる軽量樹脂ハンドルにはチェッカリングがあしらわれている。
片手で開閉ができるサムスタッドも◎
ブレードの根本に備えられたサムスタッドに親指の腹を当て、そのまま円を描くように押し上げていくことで誰でも簡単にブレードの展開が可能。ブレードが開き切ると自動的にライナーロックがかかるため、展開〜使用まで片手で完結することができる。
解説動画⬇︎
ハードな作業もこなせる軽量コンパクトモデル
Fielder Knives.04
Piccolo Monster
「Fielder Knives」シリーズのポケットモデル。首に掛けて携行できる軽量コンパクトなネックナイフカテゴリーとしては、しっかり握れて、がっつり力をかけられるヘビーデューティな仕様が魅力だ。獲物をサッと処理したい釣り人や野食フリーク、あるいは基本的に刃物は使わない野良キャンパー(カップラーメンが常食)の助っ人におすすめ!3800円(税込/送料込)
DATA
全長:約12cm
ブレード長:約6.2cm
ブレード厚:約2.8mm
重量:約66.6g
指にしっかりと掛かるG10ハンドル
ハンドルにはガラス繊維を積層してエポキシ樹脂に浸し、高温高圧で硬化させたG10ハンドル材を用い、軽量かつ高強度で、高いグリップ力を備える。フルタング構造のタフなブレードや人差し指がしっかりと掛かる造形と相まって、ある程度の力技もこなす。
携行の幅が広がるクリップ付きカイデックスシース
首に掛けて携行できるボールチェーンが備えられたカイデックスシースには、様々な箇所へ固定できるクリップも搭載。重量60g強の軽量仕様ゆえ、胸ポケットやベルトなど、シチュエーションに合わせて最適な位置にナイフを固定、使いたい時にすぐ使える。
バトニングもできる刃厚2.8mmブレード
約6.2cmのブレードはネックナイフながら2.8mmの刃厚を確保。ゆえにブレードの強度は一般的なフィールドナイフに劣らず、細めの薪であればバトニングで焚き付けを作ることも可能だ。ドロップポイントシェイプのおかげで、様々な作業に活用できる。
解説動画⬇︎
OTHER LINE-UP
本誌と実力派ナイフメーカーが生んだ至高のカスタムナイフにも注目!
日本のカスタムナイフシーンを牽引する実力派ナイフメーカーと手を組んで誕生したガチ勢向けフィールドナイフも販売中。散々ナイフを使ってきた手練れこそ手にするべき至高のハンドメイドモデルだ。
Fielder×MAMORU NARASADA
KERBEROS
中根祥文
HUNTER H 3"
Fielder×Matrix AIDA
MINI BOWIE
2024AW BONFIRE FAIR
ただいま本誌公式ストアにて先着プレゼント企画実施中!
待ちに待った焚火シーズン本番に向けて、ただいま本誌公式ストアにてナイフを購入したアウトドアマンには先着でオリジナル火口をプレゼント(購入商品に同梱してお届け)。数に限りがあるため、気になる方はお早めにどうぞ!
刃物で削り出した薄い木片にたっぷり油を染み込ませたオリジナル火口は、ハードな野営の雰囲気を壊さないナチュラル系。ライターなら容易に、手練れならメタルマッチで着火することも可能だ。
本誌編集部が厳選した野営道具も続々登場!
オリジナルナイフを皮切りにスタートした本誌オリジナルアイテムだが、今後はさらなる野営道具の充実に注力する。すでにロープと火口という野営のプライマリー装備は発売中だが、最終的にはシェルターなどの大物もリリースしていくので随時チェックしてほしい。
火口や釣り糸にもなるマルチパーパスギア
Fielder Gears.01
FMTC 100Feet(31m)×φ4mm
本誌が培ってきたノウハウをもとに、野営で本格的に使える道具を厳選した「Fielder Gears」シリーズのプライマリーアイテム「FMTC(FielderMulti Tinder Cord)100Feet(31m)×φ4mm」。7本のコアからなる一般的なパラコードに、火口(着火剤)となるロウ漬け麻紐とPE製の釣り糸、コットン製の修繕糸をプラスすることで、ロープとしてだけでなく様々なシチュエーションで活躍すること間違いなしだ! 2800円(税込/送料込)
いざという時に役立つ3種のコアを追加
軍用パラコードは7本のナイロンコアを用いるが、こちらは紫外線や摩擦に強い7本のポリエステルコアに、ロウ漬け麻紐(赤)、PE製の釣り糸(黄)、コットン製の修繕糸(細い白)の多機能コアをプラス。
ロウ漬け麻紐(赤)は火口としての実力も◎
パラコード内部からロウ漬け麻紐(赤)を引き抜けば優良な火口に早変わり。糸状から綿状になるようほぐせばメタルマッチによる着火も可能なうえ、まとめて火をつければ長時間燃焼してくれる。
携行時は現場で役立つ小物として活用するべし
火口にも釣り糸にも修繕糸にもなるアイテムだからこそ普段から野営装備に潜ませておくのが吉。写真はFMTCを用いて実際に作ったパラコードアクセサリーで、本誌webサイトにて製作方法も公開中だ。
メタルマッチによる火熾しを完全マスター
Fielder Gears.02
FMTC 100Feet(31m)×φ4mm
「Fielder Gears」シリーズのプライマリーアイテム第二弾「FFSK(Fielder Fire Starter Kit)」。メタルマッチにファットウッドと火吹き棒をセットすることで、これだけで火熾し→焚火までの作業を完結できる。数ある火口の中でも着火までに一手間必要なファットウッドはナイフの鍛錬にも最適ゆえ、本格野営に興じるアウトドアマンこそいつもの装備に1缶追加してほしいアイテムなのだ。 2800 円(税込/送料込)
定番の3点セットをお買い得価格で
ここまで読んですでに気づいているアウトドアマンも多いはずだが、本誌オリジナルアイテムはすべて消費税と送料を含んだ価格で提供している。P10−11の通り、読み放題会員に毎月配られる1000円OFFクーポンを使えばさらにお得だ。