服部文祥も愛用するLight & Fastな腕時計に注目

本誌でも超実践的なフィールドウォッチとして度々登場する「Luminox」。1994年、世界最強と目される米海軍特殊部隊“ネイビーシールズ”に制式採用された「U.S.Navy SEALs DIVE WATCH」、現「ORIGINAL NAVY SEAL 3000 SERIES」は、現代ミリタリーウォッチの基礎を築いたと言っても過言ではない１本となっている。無論、その無駄の省かれた軽量CARBONOXケースと約25年間発光を続ける「ルミノックス・ライト・テクノロジー」に象徴される実力は世界中のプロフェッショナル達にも広く知れ渡っており、日本ではあのサバイバル登山家・服部文祥も愛用しているのだ（注：サバイバル登山では時計を含む電気製品の携行を制限している）。というわけで、ここではアウトドアマンなら見逃せない「Luminox」の新作情報が編集部に届いたので紹介しよう。

２０２４年でブランド創設35周年となるルミノックスの新作は、ベースボールキャップの王道”59FIFTY”モデルが誕生70周年を迎える「New Era」とのコラボ。そのタフなルックスでファッションシーンとも相性が良いルミノックスウォッチだけに、米国を代表するアパレルブランドとのマッチングも抜群。CARBONOXケースのマットブラックに映える59FIFTYバイザーステッカーをカラーサンプリングしたスタイルはストリート〜フィールドでも存在感あり！

獣の糞から水分を確保し、ときに食して栄養も摂取する世界最強（狂？）のサバイバリスト、ベア・グリルスも「Luminox」の腕時計を愛用している。当然、氏が開発から携わった腕時計たちは”ベア・グリルスサバイバルシリーズ”として我々も手に入れることが可能だ。同ブランドならではの軽量かつ強靭、何時でも瞬時に時刻を視認できるスペックはもちろん、自然界に生きる氏ならではの思想と発想が投じられた最新作は、日本のフィールドでも大活躍するはず！

ベア・グリルスコレクションのフラッグシップとなるサバイバルマスター3740シリーズにニューカラーモデルが登場。精巧な計測を可能とするメカニカルなクロノグラフ文字盤および時針、分針の先端にシルバーカラーをあしらうことで、これまでのハイビジブルカラーモデルにはないクールな佇まいを演出した。ちなみに同モデルは視認性に優れた45mm径のビッグフェイスを有しながら、同ブランド独自のCARBONOX＋ケースを採用することで軽量に仕上がっている点も見逃せない魅力だ。

ケース径・厚：45mm、14mm / 防水：300m、30atm / ケース：CARBONOX ＋ / 風防：サファイアクリスタルガラス（片面無反射コーティング）/ 裏ブタ：ステンレススティール・スクリューバック / ベルト：天然ラバー・コンパス付き /141,900円（税込）

プラスチック廃棄物からタフかつ軽量なケースおよびストラップ素材を生み出すルミノックスの#tideシリーズ（時計１本につき約3本の500mlペットボトルを海から除去している計算となる）。当然、日々自然界を旅するベア・グリルスもこの取り組みに賛同しており、氏のコレクションにも同素材を用いたモデルがラインナップされている。今回登場した新作も、”NO PLANET B（かけがいのない地球に替わる星はない）”という名の通り、海洋プラスチックを100%使用して製造されているのだ。

ケース径・厚：42mm、14mm / 防水：200m、20atm / ケース：海洋廃棄物再生素材（＃tide ocean material®）/ 風防：ミネラルクリスタルガラス（片面無反射コーテイング）/ 裏ブタ：ステンレススティール・スクリューバック / ベルト：海洋廃棄物再生素材（＃tide ocean material®）/62,700円（税込）