HOUSTON×Fielderのコラボウェア第3弾はタフ能力を限界まで高めた現場専用シャツジャケット
これまで歴史的フィールドウェアのレプリカ「サファリジャケット」、3つのレイヤリングウェアからなる実用狩猟着「コブラジャケット」と続けてきた国内ミリタリーウェアの老舗「ヒューストン」とのコラボ。今回は以前より告知していたフィールドシャツがついにコロナ禍の影響を乗り越えて発売に至ったので報告したい。基本的なディテールは前回の告知通り、ヘビーコットンボディの表面に難燃加工、ライナーに防水加工を施したダブルプルーフ仕様でアウトドアマンの二大難敵を克服。おまけに肩や肘などには本革の補強を当て、さらには厚手のシャツジャケットでも素早く脱ぎ着ができるよう背裏も設けている。言わば野営着に必要な機能をすべて内包したような逸品だ。難点と言えば、あまりに多くの素材、機能を投入したために洗濯がしにくいこと……。まあそれでも焚火を前にして着倒す野営着ならば、グリップスワニーの革手袋よろしく、多少汚れが付いて“こなれ感”が出ていた方が格好いいだろう(判断はお任せする)。
※商品情報は本誌発売当時(2020年10月)のものです
Fielder × HOUSTON SHOOTERS GAUNTLET SHIRTS : FIELD ver.0.0
[フィールダー × ヒューストン・シューターズ ガンレットシャツ フィールド]
豊かな風合いに長けたヘビービエラ生地(コットン×リネンの混紡生地)に、難燃加工と3層ボンディング加工を施したシャツジャケット。厚みのある生地感に加えて、各所に本革の補強をあしらったことで、ハードな使用にも耐える1枚に仕上がった。1万4800 円(税抜)
両肩や肘にはスエードレザーの補強を施すことで、フィールドウェアとしてのタフ性能を確保している。
裏地はゴワツキを抑えて機動性を確保するタフタ生地を要所にあしらった。耐久性や着心地の向上にも貢献している。
裏地には本誌とのコラボを表す鹿頭骨のピスネームが備わる。裾にスエードレザーの補強をするなど、随所にまで拘った1枚だ。
ドイツ軍風のブラックニッケルボタンをあしらうなど、ヒューストン×本誌の特色が程よく反映されている。
ボディに使用している生地は難燃加工に加えボンディング加工を施し、難燃性・耐久性を確保したオリジナル素材だ。