ホームセンターでよく見かける業界大手が本気で作ったのだから良いに決まっている
銀塩写真界を背負ってきた大手フイルムメーカーが開発する化粧品に然り、技巧派カスタムナイフメーカーが作るボールペンに然り、カテゴリーを超えて専門分野が活かされたアイテムというのは性能、使い勝手、所有満足度も含めて玄人を唸らせるものが多い。今回ピックアップしたカッターの「オルファ」、そしてクルマ〜バイク系DIYグッズの「エーモン」も、ホームセンターに行けば必ず見かけると言っていいほどの業界大手である。さて、そんな実力派メーカーがアウトドアギアを作ったとなれば、当然無視することはできまい。そもそもオルファの殿堂品「クラフトナイフ」は編集部愛用の野営道具だが、それが「ブッシュ」+「クラフトナイフ」としてカスタムされるとなると、もはや完璧。また、痒いところに手が届くエーモンのメンテアイテムも編集部所有のアウトドアビークルによく使っているゆえ、それらがよりアウトドア向けにブラッシュアップされたならば活用の幅も俄然増すのだ。
※商品情報は本誌発売当時(2020年4月)のものです
❶OLFA WORKS 「FIELD SAW FS1」
[オルファワークス・替刃式フィールドノコギリ FS1]
文具カッターと変わらない携帯性ながら、ノコギリ刃を装着。アウトドアでの枝木のカットからDIYまで対応するモデル。刃渡りは106mm。カラーはオリーブドラブとサンドベージュの2色展開(他2モデルも同様)。2000円(税抜)。 問オルファ☎06-6972-8101
上目を施した本格目立てを採用し、スムーズな切れ味を実現。衝撃焼入によって、耐久性と靭性を備え、刃先を長持ちさせる。
❷OLFA WORKS 「FIELD KNIFE FK1」
[オルファワークス・替刃式フィールドナイフ FK1]
波形の研磨をブレードに採用し、ロープやペットボトル等、滑りやすい素材もカットできるモデル。使用感は一般的なネジロック式と同じく容易。1400円(税抜)。 問オルファ☎06-6972-8101
オルファならではの折る刃機能は持たないかわりに、波形の研磨を採用。しっかり掛かることでスムーズなカットを可能にする。
❸OLFA WORKS 「BUSHCRAFT KNIFE BK1」
[オルファワークス・替刃式ブッシュクラフトナイフ BK1]
スライド式カッターナイフの使い勝手のよさを継承するブッシュクラフト仕様。替刃は特製のステンレス1.2mm厚刃を採用。多用途に活躍できるモデル。1300円(税抜)。 問オルファ☎06-6972-8101
交換可能なブレードはスライドさせて刃の長さを調節できる。根元部はフック、ガス缶の穴あけ、木を削る等、幅広い用途に使える。
❹AMON「OGC SOFT CONTAINER」
[エーモン・OGC ソフトコンテナ]
モールシステムとメッシュポケットによって、整理整頓して収納&取り出しやすいソフトコンテナ。サイズは53×23×33㎝。容量は約38L。オープン価格。 問エーモン☎0790-22-6262
箱状に展開すればOGCラゲッジボックスにピッタリ収まるサイズ。側面には長物を収納しやすいモールシステムを装備する。
❺AMON「OGC LUGGAGE BOX」
[エーモン・OGC ラゲッジボックス]
雑然としがちなラゲッジルームを整頓できるコンテナボックス。デッドスペースを作らないスクエア形状で、容量は約46L。複数積み重ねて使用もできる。オープン価格。 問エーモン☎0790-22-6262
左右2か所に持ち手、さらに6か所にタイダウンベルトホールを装備。バンジーコード等と組み合わせてしっかり固定できる。
❻AMON「OGC LUGGAGE MESH NET」
[エーモン・OGC ラゲッジメッシュネット]
天井から吊るせば小物のストレージとして使えるほか、走行中の荷崩れを防止するラゲッジネットとしても使用可能。樹脂フック付き。サイズは約60×90㎝。オープン価格。 問エーモン☎0790-22-6262
網目は細かいため、荷物の収納にも重宝する。樹脂フックを採用するため、車内に固定するときに室内に傷をつけにくい。