タフに履き倒せる軍パンこそ野営生活のマストバイ装備だ
WWⅡより過酷な環境にさらされる兵士達を守ってきたミリタリーパンツ、いわゆる軍パンは、化学繊維が発達した今もなおコットンをメインマテリアルとして成り立つ。長期間の野外活動に耐えるタフさ。これこそ我々のような野生的アウトドアマンに最適な装備だ。
※商品情報は本誌発売当時(2017年6月)のものです
フィールドの相棒にお勧めしたい夏季対応パンツの代名詞
SESSLER MFG,CO. JUNGLE FATIGUE PANTS[初期型]
[セスラー・ジャングルファティーグパンツ初期型]
「トラウザース・メンズ・コンバット・トロピカル」という正式名称の通り、熱帯用としてナム戦期に作られたパンツ。同モデルは1964年の初期型レプリカで、プレーンなコットン生地とポケットフラップに露出した開閉用ボタンが特徴だ。4800円(税抜)
初期型の特徴となるボタンフライ。開閉は面倒だが、ジッパー式より履き心地が柔らかくなるメリットがある。ウェスト調節もボタン式。
SESSLER MFG,CO. JUNGLE FATIGUE PANTS[後期型]
[セスラー・ジャングルファティーグパンツ後期型]
こちらは全体的に洗練された佇まいを魅せる1969年の後期型レプリカ。最大の特徴はボタンが露出しないポケットフラップ、リップストップのボディ、ジッパーフライなどで、現行モデルに近い仕様だ。4500円(税抜)
ウェストの調節機構は初期型のボタン式から現行軍パンにも見られるストラップ式に変更され、瞬時に増し締めすることができる。
SESSLER MFG,CO. 1941 HBT UTILITY PANTS
[セスラー・M-41ヘリンボーンパンツ]
薄手で軽量ながら特殊な織りにより耐久性を確保したヘリンボーンパンツ。米海兵隊のM-41型は、米軍としては初めてヘリンボーン生地を採用したパンツとなる。カーゴポケットの付かないシンプルなスタイルは軽快な着心地にも貢献している。4800円(税抜)
その織り目から日本語でニシンの骨を意味するヘリンボーン生地。軽量でいて耐久性にも優れるため、こちらも夏季のフィールドに最適だ。