アメリカが最も輝いていた1940年代に希望に満ちた労働者を支えたワークウエア。日本ではファッションアイテムとして認知されているが、米国発のワークウエア一番の特徴はタフでリーズナブルという点である。ここでは街着としてはもちろん、野外でのアクティビティにもハマるアイテムをピックアップした。
WORK JACKET
着続けることで馴染み愛着も増す
頑強で収納力に優れるワークジャケット。半世紀前のカバーオールが古着屋に並んでいたり、アメリカ開拓期から姿形が変わっていないなんてエピソードからもその尋常じゃないクオリティを窺い知ることができる。タフなジャケットは着る人の歴史を生地に染み込ませていく。だから着続けていくと身体に馴染み、愛着が増す。急激な変化を求められるこんな時代だからこそ、街や山でワークジャケットに袖を通してみるなんてのはどうだろう。
UNIVERSAL OVERALL
カバーオールインディゴへリンボーン
丈夫でシワに成りにくいことでワークウエアに重宝されるインディゴヘリンボーン生地のカバーオール。着続けることで肌に馴染み自分だけの風合いが醸し出されるはずだ。9800円(税抜)
問 ドリームワークス 03-6447-2470
ブランドロゴ入りのドーナツボタンを採用。ワークウエア然とした印象が増している。
carhartt
サンドストーンシェラジャケット
12オンスのヘビーダック地で製造された、昔ながらのボックスジャケット。アメリカでは鉄道作業員や林業の従事者に使用されることが多いという。2万9800円(税抜)
問 フルネルソン 03-3787-1005
袖口内部には風の進入を防ぐためにリブが施されていて保温性も抜群。
FIVE BROTHER
ナイロンエンジニアコート
1890年にNYで設立されたファイブブラザーのエンジニアコート。マウンテンパーカ等に使用される薄手のコットンナイロン素材は春夏の多様なシーンに対応。1万6800円(税抜)
問 トップウィンジャパン 03-3406-6001
裏地には通気性に優れるメッシュ素材を採用。着心地の良さを向上させている。
ROUND HOUSE
トラディショナルジャケット
米国リアルワーカー御用達のショート丈ジャケット。大振りなフロントポケット、柔らかなダック生地、動きやすいラグランスリーブなど着用感重視の込みが光る。2万1800円(税抜)
問 ユニオンネットストアー 048-643-5110
インナーにはすべりの良いナイロン素材が施され着心地◎。胸部には内ポケットも備える。
L.C.KING
カバーオールフィッシャーストライプ
L.C.キング(旧ポインター)のカバーオールは一世紀以上も実際の労働にて実用性を検証され続けるタフな一品。白糸を組み込んだヘリンボーン生地の風合いも素晴らしい。2万2709円(税抜)
問 ジャラーナ御徒町駅前通り店 03-3834-0966
襟元は台襟使用で、前合わせにはブランド名の刻印されたドーナツボタンを採用。
Wrangler
24MJZ ジャケット
カウボーイやロデオスターに愛されたラングラーの代名詞的ジャケット。外遊びからタウンユースまで活躍してくれること間違いなしの大定番。1万4000円(税抜)
問 リー・ジャパン カスタマーサービス 0120-026-101
内側の脇に配されるゴム製のアジャスター。程よいフィット感と快適な着心地を実現。
Wrangler BLUE BELL
ブルー ベル カバーオール
ラングラーの母体であるワークウエアメーカー『BLUE BELL』ネームにて製造されたカバーオールは、薄手の風合いで、粗野な風合いも魅力のモデル。生成りとリジットデニムの2型がラインナップ。1万4000円(税抜)
問 リー・ジャパン カスタマーサービス 0120-026-101
大きなサイドポケットには赤のかんぬきステッチが施される。
左胸にはペンポケットとスリットタイプのポケットが配置。