【vol.50】FIRE RESISTANT SHIRTS/ONE SHOULDER BAG/COYOTE BROWN GEAR/SS MILITARY WEAR

難燃加工×2回+ボンディング加工のヘビーデューティなコラボ最新作

いま、多くのブランドから“焚火用”と銘打ったウェアがリリースされている。キャンプに注目が集まっている昨今だけに、その醍醐味とも言える焚火関連品が盛り上がるのも当然である。というわけで、本誌もFR(ファイヤーレジスタント)なアイテムを開発しようと、これまでいくつかのフィールドウェアを具現化させてもらっている「ヒューストン」に話を持ち込んだのだ。で、幾度もの打ち合わせを重ねて完成したのがこれである……と言っても、編集部サイドは「長く着られるタフ性能」「心おきなく焚火に没頭できる難燃性」「突然の雨にも対応できる多少の防水性」などと、無理難題を言っただけ。あとはヒューストンの企画・開発担当K氏が上手くまとめて、「工場に無理やり難燃加工を2度漬け、さらに裏地にボンディング加工をさせちゃいました」と、これまでどのブランドも作っていないであろう言わば新素材シャツを完成させたのである。ユニオンネットストア、本誌オンラインショップにて近日発売。

※商品情報は本誌発売当時(2020年2月)のものです

Fielder×HOUSTON SHOOTERS GAUNTLET SHIRTS : FIELD ver.0.0

[フィールダー × ヒューストン・シューターズ ガンレットシャツ フィールド]

長年着倒せるタフ性と豊かな風合いに長けたヘビービエラ生地(コットン×リネンの混紡生地)に、難燃加工と3層ボンディング加工を施したシャツ。厚みのある生地感に加えて、各所に本革の補強をあしらうことでシャツジャケットのように着こなすことができる。1万4800円(予価)
問ユニオンネットストアー☎︎048-643-5110

肉厚のヘビービエラ生地はもちろん、両肩や肘、裾にスエードレザーの補強を施すことでフィールドウェアとしてのタフ性能を確保。ナイフや斧を駆使するブッシュクラフトにも最適な仕上がりだ。

ボディ生地はライターでしばらく炙っても燃えない難燃性を実現(非公式/実際の使用では火の粉対策と考えてほしい)。ライナーには要所にごわつきを抑えて機動性を確保するタフタ生地をあしらった。

裏地には本誌とのコラボを表す鹿頭骨のピスネームが備わる。正真正銘のフィールドウェアだが、ドイツ軍風のブラックニッケルボタンをあしらうなど、ヒューストン×本誌の特色が程よく反映されている。